「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」ふろむだ著
1.この本を読んだ目的、ねらい
仕事にも慣れてきて、将来に対してそろそろ真剣に考えないといけないと考えている20代後半のビジネスマンにとって、運よりも実力よりも大事なことがあると書かれていて興味を持ったから。
2.読んでよかったこと、感じたこと
○ハロー効果によって、一度周りに実力があると錯覚させられれば、より良い成長機会を得られると分かったこと。
○人間は、難しい判断に迫られたとき、デフォルトや直感を選んでしまう傾向にあると分かったこと。
○人間の成功は運次第で、確率を上げるために、最初は色々なことに小さくかけることが大事。確変が起きたときに大きくかけることが大事だと分かったこと。
○人間は、三代欲求よりも自分でコントロール出来ているかで快感を感じるも分かったこと。
3.この本を読んで、自分は今から何をするか
○成功するかは、運の要素が大きいと分かったので、色々なことに小さく挑戦してみること。
○選択を迫られたときは、直感に頼っていないか、考えることを放置していないか自問自答すること。
○ハロー効果を意識すること。
4.読んでみた感想
この本は、人生をうまく生きるにはこのような方法もありますよという指南書だ。よく、なんであの人が自分より上司に好かれているんだと思うことがあると思う。それに対する一つの答えが描かれている。
はっきり言って真面目に努力すれば報われると思っている人は、読まない方がいいと思う。価値観が壊されるから。
それでも、今の現実に少しでも違和感を感じている人には、何かしらのヒントが詰まった本だと思う。
「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」ふろむだ著